2009/09/23 The North American Post

“Play ball!” イチローも活躍するセーフコフィールドにて「プレイボール!」

シアトルマリナーズの本拠地セーフコフィールドで21日、草野球大会「KUSA1 ワールドシリーズ2009」が開催され、大阪の草野球チーム「スラッガーズ」に加え、地元の日本人有志、日系人、米国人ら役40名が野球を通じた日米親善、野球人気の促進を図った。
KUSA1の大リーグでの舞台では初の試みで、計画、交渉を含め実現まで5年を要した。「一生に一度の経験」を共有した野球人たちは充実した表情を浮かべ、大会運営代表の吉崎賢博さんも「みんな晴れやかな笑顔を見せてくれています。これからも面白いことができる仲間と交流を図っていきたい」と振り返った。
当日は2試合行われた。大会最優秀選手に輝いた森悠さん(21)は夢舞台の体験に「刺激的過ぎて実感がわかなかったのですが、一生に一度のつもりで思いっきりプレーしました」と笑顔で語った。
米国チームで参加したタカシミツオカさん(22)は「スコアボードに名前が見えたときは感激しました。野球には言葉のバリアはないですね」と交流の手ごたえをつかんだ。
関係者は来年以降の開催も視野に入れ、野球親善を進めていく意向だ。